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対談ゲスト【小池龍平さん】第七話「アイデンティティ」と「ごきげん」

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2020年5月20日

※この対談は2019年夏に行われました。

 

 

 

-目次-

第一話 ごきげん道場って、何?
第二話 「じじいみたい」な話
第三話 「もの選び」と「精神性」
第四話 ひとまず「好き」を大切にしてみる
第五話 そこにしか無いもの
第六話 ART&HUMAN
第七話 「アイデンティティ」と「ごきげん」
最終話 初期衝動のキャッチボール

 

 

 

第七話 「アイデンティティ」と「ごきげん」

 

 

 

龍) カポエイラっていうのは普通のスポーツと違うイメージあるけど、

「自分のイメージ通りに身体を動かす」っていうのが、大事だったりするの?

カポエイラって普通のスポーツと何が違うんだろうね?

 

 

 

 

山) うーん・・・・・・・。

なんか、ブラジル音楽とかに通じるかもしれないですけど、

「アンバランスの中にバランスがある」っていう感じなのかもしれません。

 

 

龍) あぁー!!

 

 

山) リズムが崩れそうなんだけど、最終的に心地よいリズムに着地する。

そしてそれが続いていくっていうか。なんかそれはブラジル音楽とか聴いてると

「なんだこのリズム」っていうのがあったりして。

結局、同じ根っこから出ていて、それが運動として花開いたか、音楽として花開いたか。

ブラジルっていう「独特の文化の中から出てきた」っていう意味では同属っていうか。

 

 

 

 

龍) うんうん。

 

 

山) なんかもう切っても切り離せないというレベルじゃなくて、

「細胞レベルの音楽性」があるスポーツなんでしょうね。

 

 

龍) そうだよね。ビリンバウなんて、あんな特殊な楽器他では無いもんね。

俺もブラジル音楽がめっちゃ好きで。なんていうんですかね・・・、

4拍子の中に3拍子が常に混ざっているっていうか。トン・トン・トン・トンの中に、トン・トン・トンが。

その感じって後からなかなか身につかないっていうか。俺は大学の時サンバやってたんですよ。

 

 

山) へ〜!!

 

 

龍) ラテンアメリカ協会っていうところで、バテリア(楽器隊)とかやってたんです。

あれは早いうちに経験してて良かったなと思ってます。

 

 

山) そこがブラジル音楽との出会いだったんですか?

 

 

龍) そうだね。大学で偶然、友達に誘われて。

でも俺もあまのじゃくで、やっぱり人と違うことしたくなるっていうか。

サンバのサークルにいながら、ロカビリーとかやったりして。

 

 

山) 斬新ですね (笑)

 

 

龍) 同時に色んなことが好きになるから・・・でもやっぱり、

その頃にブラジル音楽に触れといてよかったなと、後から思います。

あの独特のリズム感・・・南米は面白いですよね。最近また南米の音楽を聴き直しているんだけど。

彼らは外来の音楽に対して、思いっきり迎合する人と、スタイルを崩さない人が同時に介在するんです。

バリバリ打ち込みのデジタルサウンドなのに、思いっきり訛ったローカルのビートだったり。

 

 

山) 訛った、ビート・・・?

 

 

龍) 現在のハイファイな音像だけど、リズムはとことん現地ノリっていうか。

それを、向こうのアイドルグループみたいな人達が・・・

日本でいう以前のスマップみたいな立ち位置の人とかが、そういうサウンドをさらっと取り入れるんですね。

しかもひと昔前よりさらにクセが強くなっているっていう (笑)

 

 

山) へ〜!!

 

 

 

 

龍) 本当にこの人達は、音楽イコールアイデンティティっていうか、リズムの中で暮らしているっていうか。

日本だとわかりにくいもんね、音楽とアイデンティティって。

日本にももちろん伝統音楽があるけど、それが常に身近にあるかっていうと…。

 

 

山) う〜ん、なるほど!

 

 

龍) 本当はそうありたいなあと思うよ。俺は完全に外国の音楽に染まっているから、今から日本の伝統音楽を…

っていうのは難しいけど。でも知り合いでそういう事をやっている人がいて。

日本でも奏者がとても少ない、トンコリっていうアイヌの楽器を奏法からとことん独自で研究して、

エレクトリック化して・・・それをレゲエと組み合わせたんですね。そしたら世界中のフェス呼ばれてる。

 

 

山) へええ〜!

 

 

龍) OKIさんていうんだけど。OKIダブアイヌバンド。

 

 

山) めっちゃ興味あります。

 

 

龍) めっちゃ強力ですよ(笑)世界では有名だけど、日本ではテレビには出ないような、

見た目も含めて強力なおじさま達です。 (笑)

 

 

山) 何人でやられているんですか?

 

 

龍) 6人で。今俺がやっているリトルテンポっていうバンドのメンバーも2人入っているんだ。

 

 

山) そうなんですね。

 

 

龍) 僕も繋がって嬉しいです。

 

 

山) 面白いですね。まずは、一度ライブに行きたいです。

 

 

龍) 是非!やっぱりレゲエはいいですよ。

やっぱり先生が例の中学校の映像を観てくれたのが、すごい嬉しくて・・・

 

 

山) ああ〜!龍平さんのホームページを見つけて、覗いてみたら、

たまたまその記事が掲載された翌日だったんですよ。それで動画が添付されているぞ、と観てみたんですね。

それでちょっとずつこう・・・熱量が少しずつ高まっていく、ドキュメンタリー調の映像で、

子供達のエネルギーが一気にぶわっ!と弾けるんですよね。

その時に、ああ〜こういう活動もされているんだ、「これは間違いないぞ」と。笑

 

 

龍) いや〜本当?嬉しいですよ!

 

 

山) それが、今日の企画の着想にもなったんです。

 

 

龍) うんうん。

いや本当、彼らのああいう初期衝動の「動き」って感動するっていうか。

彼らが僕たちを受け入れてくれて、一緒にごきげんになることができたんですけど、あれね、

小学生だったら難しかったと思うんですよね。

 

 

山) ?

 

 

龍) 小学生だったら集中力が持たないっていうか。でも、逆に高校生になっちゃうと、

恥ずかしくなっちゃって、人前で踊れない…みたいになっちゃうけど、中学生は集中力もあって、

ギリギリ人前で体を動かすことに対しても羞恥心が芽生えきってないっていうか。

 

 

山) う〜ん、なるほど!

 

 

龍) 面白かったのが、みんな一曲目は体育座りで聴いてるんだけど、

一曲目の途中から我慢できずにブワーッってステージに集まってきて、踊り出したんですよ。

 

 

山) へえ〜(笑)

 

 

龍) でもほとんどダンスなんかしたことない子達だから、どう踊ったらいいかわからない。

だけど楽しくて勝手に体が動いちゃう・・・。

 

 

二人) (笑)

 

 

龍) それからは動きのいいヤツの周りを囲んで、各所でダンスバトルが起きたりしてて。

衝撃的な光景でした。

あまりにも凄すぎて、校長先生もびっくりして「これはすごい!こんなことがあるのか!」と。

それで次の年も同じ企画で宮崎まで呼んでくれました。校長先生もぶっ飛んでますね。

音楽が、彼らの「何か」を引っ張り出した。「音楽をやっていて良かったなあ!」と思える瞬間でしたね。

 

 

山) 素敵です!「そういう瞬間に改めて気づけた」っていうのが、

「龍平さんのごきげん」にも繋がったんでしょうか?

 

 

龍) いや〜間違いなく繋がりましたね。

 

 

 

 

 

明日

最終話「初期衝動のキャッチボール」です

お気軽なご感想お待ちしております!

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