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ほんのちょっとのゆとり ~協同体を最適化するアイデア~

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2018年11月26日

こんにちは。久しぶりの更新になってしまいました。最近は相変わらず、チームプロジェクト、パーソナルサポートを通じ、関わる全ての人がいかに毎日を自己ベストで過ごせるか、そのためにトレーニングやメンタルケアはどうあるべきかを絶えず考えていました。あくまで自分の仕事は黒子役ゆえ、SNSなどにはほとんど投稿しません。よく「山崎さんは何をしている人ですか?」と聞かれます。例えば今日読んで頂くようなことを、運動習慣を通じて実現していくためのアイデアを色々な形で提案しています。

 

最近は、私の周りで「コミュニケーション摩擦」や「人間関係の問題」についてお聞きすることが多くて、今日のテーマはざっくりとそんな感じのテーマになります。

 

思えば人は、大小問わずいくつもの協同体を持っています。(この記事では親子、夫婦、友達、同僚、上司と部下などを総じて協同体と呼びますね)それぞれの協同体の存在意義は違います。同じ協同体の中には、多少の違いはあれど、共通の目的があります。同じ時間を共有することで、絶えず成功を達成しようとしています。どの協同体においても円滑に過ごすことができている人こそ、限りなく毎日を自己ベストで生きているような気がします。

 

しかし、実は協同関係に問題を抱えている人々・家庭・企業・団体はとても多いのではないかと、日々のサポートの仕事の中で、そして生きている中で感じることがあります。根っからの悪人を除き、例えトラブルメーカーと呼ばれる人でさえ、単に現状への不満の積み重ねによって、善良な人がただ悪癖に侵されてしまっているだけの場合もかなり多いと、多くの人との対話を通じ気づきました。僕はこの生かされている命をどう使うか考える時、やはり一人でも多くの人が「どうしたら毎日を自己ベストの状態で過ごせるか」ということに目を向けることが必要で、そのためのサポートがしたいという結論にいつも至ります。人のこころとからだの中に「ほんのちょっとのゆとり」が生まれるだけで、多くの問題が抑止できると僕は思います。

 

人はどうしたら、あらゆる局面で自己ベストの状態で過ごし、あらゆる協同体を円滑にできるでしょうか?僕は、現時点ではこう思います。それは、まず何よりも「自分がやりたいこと」を常に明確にし、絶えず協同体内のパートナーへ伝える努力をすること。そして次に、「パートナーが自分にして欲しいこと」を知ろうとすることだと思います。なぜなら、協同体の中で、「自分がしたいこと」と「パートナーが自分にして欲しいこと」がすれ違うことがよくあるからです。多くの問題は、その違いを無視し続けた結果起こるのではないかと思います。正直に言うと、それを伝え合うことには痛みが伴います。生身の自分を相手にさらけ出さなければいけないからです。そして時にコミュニケーション摩擦が生じ、伝え合う際に傷つく可能性もあるからです。でも、大丈夫です。人はなんでも練習することができます。痛みや失敗は全て練習です。高い所からジャンプをすれば、着地の練習ができるのです。そうした練習をしていくことで、必ず痛みを感じることも少なくなり、あらゆる協同体をより快適にできると思います。もしそうなったら、最高だと思いませんか?

 

人は、自分が頑張っていればいるほど、相手にも頑張ってほしいと期待してしまいます。でも基本的に、人は自ら「変わる」のであって、人を「変える」ことはナンセンスだと思います。人は、相手に対して「こうして欲しい」という期待を持つ必要がなくなった時に初めて、自由になるのではないかと思います。

 

【協同体を最適化するアイデア】

 

●まず第一に、「自分がどうしたいか」をとことん突き詰める

 

●次に、「自分がどうしたいか」をパートナーにうまく伝える練習を諦めず続ける

 

●そして、「パートナーが自分にどうしてほしいか」を上手に聞き出す練習を諦めず続ける

 

※さらに、相手を変えようとしたり、思い通りにしようとしない癖をつける練習をする

 

言うだけなら簡単ですが、やってみるととても難しいです。私も最初は大変苦労しましたが、ある時を境に自分の価値感に変化が生まれたのを覚えています。その時、何事も練習すればできるようになるのだと実感しました。世の中は理不尽です。人の気持ちはわからないことが多いし、自分の気持ちは伝わらないことが多いです。でも、何事も訓練できます。例えば、一つの協同体でうまくいかなくても、他の協同体で諦めずに何度でもリトライいてください。諦めず続ければ、必ず小さな成功体験が生まれます。その小さな成功体験をもとに、失敗した協同体で再チャレンジしてください。小さな成功体験はやがて大きな成功へと実を結び、気づいたら多くの協同体が最適化されていることに気づきます。その頃には自分の中の「相手を変えたい」という欲求も薄れているか、消えているでしょう。その「ほんのちょっとのゆとり」こそが協同体を円滑にするアイデアだと、僕は思います。

 

「パートナーが自分に何をしてほしか」ばかりを気にしてしまうのも、それはそれでうまくいかないのです。やっぱり「自分」あっての「相手」なんだよなぁ

 

ナヴィーオ代表

山崎

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