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組織の活性化を生む4つの要素

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2018年2月8日

変化するための動機はどうしたら生まれるか

趣味であるバスケットボールを、30を過ぎ定期的に続けてもう少しで3年になる。僕にとってのバスケはまさに趣味と実益を兼ねている。それは、「肉体的な不十分さを克服するための気づきをくれる習慣」であり、「精神が肉体に及ぼす影響を教えてくれる教材」である。バスケは僕にとって遊びと学びを同時に示してくれる良い先生だ。なぜわざわざ走ったり飛んだり辛いことをしてまで続けるのか考えてみると、ゴールネットが音を立て揺れる視聴覚への刺激があり、シュートが決まる快感があるから、「もっとうまくなりたい」と変化を求めていくための動機が生まれているように思う。バスケに限らず、道に迷ったり、複雑に考えすぎてしまう時にこそ、「刺激」+「快」=「幸せ」こういうシンプルな方程式の中にこそ幸福の本質がある気がしている。

人はなぜ悩むのか

果たして現状はどうだろう。我々はついそのシンプルな方程式を忘れてしまう。原因はそれこそシンプルだ。簡単な問いを、目に見えない障害が、それがあたかも超複雑な方程式であるかのように人間に錯覚を起こさせてしまうからだ。それは仕事の仕方であり、家庭の問題であり、人間関係などである。コンプレックス、人間関係、人生設計、そうした問題は常に人を悩ませる。僕は考えた。どうしたら迷いは減らせるのだろう。「意識と無意識」「個と社会」そういった所にヒントが隠されているような気がした。

ありふれた日常から問いが始まる

人は一人では生きれない。だから「個がいかに社会の中で幸せになるか」そして「組織がいかに成熟するか」を考える必要があった。僕が仕事や日常の中で得たヒントを元にまず考えたこと。それは、個と社会にはそれぞれ意識と無意識があるのだろうということだ。下の表を見てほしい。


上半分は個、下半分は組織を表している。左半分は内、右半分は外を表している。今回はバスケのチーム力向上のためにつくったものだが、少し変化を加えれば、企業にも学校にも家庭にも当てはめることができる。例えば、社員の中で体を壊してしまい出社できなくなってしまった人がいるとしたら、その人は右上の要素に問題があるということになるし、部活の中で人間関係がうまくいっていないとしたら、その部活は左下の要素に問題があることになる。

グレーな所には色を付けてみる

問題なのはこれらのほどんどが目に見えないことだ。しかし下の表を見てほしい。


これら4つの要素がカラフルな色を持ち、それぞれに影響を与えながら循環して組織は成り立っている。もし、何か組織の中で問題が起きた時は、まず「どこに問題の根があるか明確にすること」そして「具体的な解決策を考えること」をしてみてほしい。例えば、この四角の中の問いを立ててみるというようなことだ。そこに成長起点と具体的な反省方法が隠されている。

幸せは歩いて来ない

本当の意味でone for all, all for one.が実践できている組織はかなり少ないと、僕は感じる。なぜなら企業や政治への不満は絶えないからだ。シンプルである。実際はone for all, one for all.だ。もう何だかよく意味がわからない(笑)しかし、諦めるのはまだ早い。我々は幸せを自ら創れるのだと思っている。以下の表を見てほしい。


人は一人では生きれない。だから「社会の中の自分の幸福とは何か」を模索していかなければならない。そう考えた時に、4つの要素が唯一交わる中央の部分に、ケミストリーと呼ばれる活性化された組織の理想的な在り方があると、僕は思う。そしてまた、それが個の満足度や幸福度を高めてくれると信じて止まない。最後に残された課題は、いかに多くの個が立ち上がり、考え、組織を活性化させ、最終的に自分達に幸せのシャワーを降らせることができるか。そういった所にあるのではないかと感じつつ、「温かい部屋でアイスを食べる」という些細な幸せを感じながら、原稿を結ぶ。

ナヴィーオ代表
山崎

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